サムスンのビジネスにおいて“イノベーション”は決定的に重要なものです。新しい技術がつねに創出される今日のデジタル時代においては、スピードが最も重要であり、新しい市場を開拓し続けなければなりません。創造的な人材の相互作用、グローバルなR&Dネットワーク、全てのサプライチェーンを巻き込んだ独自システム、継続的で強力な投資、これらを通じてサムスンはR&Dをビジネス活動の中心に据えています。
R&D人材
サムスンの強みの一つが、R&Dに携わる研究者と調査員です。サムスン電子の全役職員の1/4以上にあたる42,000名が、日々の研究開発に従事しており、そのうち18,000人が博士号・修士号を取得しています。研究員たちは、世界18カ所に広がるサムスンのグローバルR&D拠点で、核心人材として育成されています。さらに、2010年までには5万人のR&D人材が育成される予定です。
R&D組織構成
サムスン電子のR&D 組職は、3階層に分かれています。全社的な中核組織となる「総合技術院」は、未来の成長エンジンを定め、技術保全と知的財産等の管理を担当します。各事業部に置かれる「各事業総括研究所」では、3~5年後の有望な中長期技術を開発します。さらに、各部門ごとの「開発チーム」は、1~2年以内に提供される製品の商品化技術を開発します。
サムスンは、新技術発掘のための横断的な事業チーム発足するなど、R&D人材が創造性を発揮できる環境づくりに努めています。
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デジタル
メディア |
情報通信 |
半導体 |
LCD |
デジタル家電 |
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| 各部門開発 |
製品開発 |
各事業総括
研究所 |
革新的製品のための中核技術開発 |
先端R&S
チーム |
| 総合技術院 |
未来の成長基盤技術発掘、新規ビジネス策定 |
R&D投資
サムスン電子は毎年、売り上げの 9% 以上を研究開発に投資しています。2008年には6兆9,000ウォンを投資しました。
経営環境の不確実性が増し、市場競争が激しくなる中、未来のためのR&D 活動はますます重要となっています。サムスンは持続的なR&D投資の拡大により、技術標準をリードし、核心技術に対する知的財産の確保にも注力しています。2008年のアメリカ特許登録件数は 3,515件で 2位を記録し、現在までに約 2万件以上を保有しています。また専門人材の育成も総合的に強化しています。
R&Dグローバルネットワーク
サムスン電子は国内 6ヶ所の研究所をはじめ、アメリカ、イギリス、ロシアなど 世界9カ国に 18のグローバルR&Dネットワークを有しています。各地域における核心技術を調査・研究・開発し、未来の Innovative Technologyの発掘/育成を強化しています。今後はさらに「グローバル核心技術センター」として、デジタル時代をリードする技術拠点の役割が期待されています。
主な研究所

主な研究所
| サンノゼ |
住所 |
3655 North First Street San Jose, CA |
| 研究内容 |
戦略製品群、核心技術開発 |
| ダラス |
住所 |
1130 E. ARAPAHO RD., RICHARDSON, TX 75081, U.S.A |
| 研究内容 |
次世代通信システム技術並/製品開発 |
| ロンドン |
住所 |
GREAT WEST HOUSE, GREAT WEST ROAD, BRENTFORD MIDDLESEX TW8 9DQ, U.K. |
| 研究内容 |
携帯電話、DTV ソフトウェア開発 |
| ロシア |
住所 |
Bolshoy Gnezdnikovsky per. 1, bldg. 203009, Moscow, Russia |
| 研究内容 |
光学、ソフトウェアアルゴリズム等核心技術開発 |
バンガロール
(インド) |
住所 |
1st Floor, Q-8, Hauz Kahs Enclave, New Delhi, India |
| 研究内容 |
デジタル製品システムソフトウェア開発、有線・無線ネットワーク、端末用プロトコル |
| イスラエル |
住所 |
Samsung CORP, TEL-AVIV OFFICE KARDAN House 3th Floor 154 Petah Tikva Rd., Tel-Aviv 64921 |
| 研究内容 |
携帯電話ソフトウェア開発 |
| 北京 |
住所 |
15Fl., Bright China Chang-An Bldg. No.7 Jianguomen Nei Avenue 100005 |
| 研究内容 |
中国向け移動通信関連標準化/商品化開発 |
| 蘇州 |
住所 |
501 Suhong East Road, Suzhou, Jiangsu, China |
| 研究内容 |
半導体パッケージ、ソリューション開発 |
| 南京 |
住所 |
8th Floor, Huijie Plaza, 268 Zhongshan Road, Nanjing, China |
| 研究内容 |
中国向けSW開発、中国向けDTV、MP3開発 |
| 横浜 |
住所 |
〒230-0027 横浜市鶴見区菅沢町2-7 |
| 研究内容 |
次世代核心部品、デジタル技術研究開発
サムスン横浜研究所こちら |
デジタル研究所
デジタル研究所は、世界のデジタルメディア産業の「R&Dハブ」を目指して設立されました。地上36階、地下5階の規模で、延べ床面積は約6万5千坪。単一の研究所としてはアジアで最大規模です。受容人員は9千人にのぼります。研究者の数は4100人で、うち1500人は修士号・博士号を取得。アメリカ、ロシア、インドなどから来た外国人研究員150人も研究に従事しています。事業場内に分散していた研究機能を統合することで技術のシナジーを高め、デジタルメディア事業をグレードアップさせる一助になることを期待されています。
<ワンストップR&D体制>
デジタル研究所はオフィスワークから研究、各種実験・試験、安全規格試験まですべてを1つの建物の中で行う「ワンストップR&D体制」を備えているのが特徴です。完全無香室、防音室、画質・音質評価室、環境実験室といった特殊な実験室は、規模(約7千坪)と設備内容、人材力で世界の最高水準だと評価されています。また研究所の設計段階から環境を考慮して、資源消費を最小限に抑えて廃棄物を減らし、エネルギーを効率的に利用できるように設計した「グリーンオフィス」を実現しました。
<会議システムも最新鋭>
研究所内のグローバル映像会議システムは、2カ国語の同時通訳機能とデジタル方式の大型DLPプロジェクターを備え、海外法人とリアルタイムで「テレビ会議」が開けます。約170坪の規模の「デジタルメディアギャラリー」では、サムスン電子のデジタルメディア総括が制作した重要な製品を展示。550席の「デジタルホール」は3カ国語の同時通訳が可能で、各種の特殊音響および映像システム付き。映画の上映はもちろん、様々な文化行事や展示会を行うこともできます。その他、LANとOA環境を備えた会議室29室と、216席規模のオープンミーティング席などで構成された訪問客専用の設備も整えています。
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