サムスングループ


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会長メッセージ
 
 
 
サムスンはいま、成長と発展の次の段階に移行しようとしています。サムスンの夢は、世界で最も尊敬される企業の1つと認められることです。そのような未来を心に思い描いておりますが、その実現は容易なものではありません。次の段階に向かう過渡期の変化のうねりはさらに大きくなり、より加速され、継続していくことでしょう。

サムスンは創業以来、社員の能力と情熱が1つとなって、1つのビジョンに向かって全力で取り組む姿勢を大切に育ててきました。近年の熾烈な競争の中で、超一流の企業と最高の製品だけが生き残れるのだということが証明されてきました。サムスンにとっての競争とは、自分自身との戦いを意味します。そして、必要な経営システムを創造し、サムスン独自の技術を開発していくことが求められています。サムスンを動かすエネルギーの源は、人材と技術です。これらは、今日までのサムスンの業績を生み出してきた土台であり、さらに、未来に向けて夢を実現に導く基盤となるものです。 また、サムスンは、ビジネス手法においてグローバル・スタンダードに対応するべく、全力で取り組んでいます。昨今、サムスンの全役職員に実践が求められる新しいガイドライン「経営方針」を打ち出しました。この方針の中で特に重視するのは、お客様や株主に配慮した法律および倫理と、地域社会に対する責任の厳守です。この新しいガイドラインは、サムスングループの系列企業全体に適応し、社員教育でも徹底しています。このガイドラインのもとで、サムスンの全役職員は個人と企業の財産の保護をはじめ、公正な競争や会計上の透明性などの価値観を忠実に守ることが要求されています。また、サムスンで働く者の生活の質を向上させながら、同時に株主の重要性、環境保護、地域社会との共存を強調した経営の必要性も盛り込まれています。

1987年にサムスングループの舵取りを初めて以来、私は一貫して、倫理的な経営の重要性を唱えてきました。この新しい「経営方針」は私のビジネス哲学の延長でもあります。うれしいことに、2006年度も『フォーチュン』誌による調査「Global Most Admired Companies」の電子部門において第3位という高い評価を受けました。サムスンの経営倫理は、このような高いランキングを達成するために、重大な役割を果たしているのです。

サムスンのこれまでの業績は、お客様や社会全体の協力があってこそ達成することができました。今後は地域社会に対して、企業収益のより多くを還元しながら、サムスンの相生の精神を拡充していく必要があります。過去10年間、サムスンは社会福祉や環境保護、あるいは芸術や科学の分野において、微力ながらも貢献してきました。サムスンの全役職員は、世界中の援助を必要とする人々に対して、率先してボランティア活動を行うことを使命としています。

このようにして、サムスンはバイタリティーと創造性、さらに、不屈の精神に溢れた、未来志向型の強い企業に発展していこうとしています。これまでのサムスンの成長は、Quality(品質)、Creativity(創造性)、Competition(競争)、Culture(文化)、Community(地域社会)という5項目の指針のもとに導かれてきました。私たちは「新経営」を導入した当初から重要視してきたこの5項目の指針を、現在もなお胸に刻んで活動しています。そして何よりも重要なことは、世界中のサムスンに、それらの指針を抱きながら核心的な価値を具現化している、情熱と才能に溢れた人材が数多くいるということです。これからのサムスンは、これまでに果たしてきた以上のものを成し遂げるために、役職員一丸となって全力を尽くしてまいります。
サムスン会長 李健煕(イ・ゴンヒ)
 


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