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地雷除去支援
 
 
特定非営利活動法人 人道目的の地雷除去支援の会
JAHDS(Japan Alliance for Humanitarian Demining Support) 1998年3月に設立・発足、1999年9月NPO法人認可。 主な活動拠点: カンボジア、タイ など

地雷による被災から1人でも多くの人々を救うことを目指して設立され、国連、国際機関、NGOや被災地の人々と連携しながら地雷除去活動を支援しているNPOです。 一般的に、団体名英文の頭文字を取って、JAHDS(ジャッズ)と呼ばれています。 地雷被災国で行われる除去活動の後方支援として、被災地の状況調査、地雷除去活動に必要な資機材の無償貸与、資金援助、地雷探知技術の開発、そして内外での広報活動なども行ってきました。

2006年11月に日本での使命を終え解散し、その事業活動はタイの財団法人「Peace Road Organization」に引き継がれました。

JAHDSの活動
1.人道的地雷探知・除去関連技術開発の促進
2.国際NGO等現地地雷除去チームへの技術供与の促進
3.地雷除去に必要な施設・設備の提供による後方支援
4.地雷被災地の現地状況調査
5.地雷問題に関する国内外の情報収集および情報提供
6.その他本会の目的達成に必要な活動

地雷とは?
地雷には、戦車などを壊すための「対戦車地雷」と、「対人地雷」があります。
「対人地雷」はわずかな重さで爆発するもの、人が歩く振動で爆発するもの、ワイヤに引っかかると爆発するものなど、様々な種類があります。中には被害を広げるため、設定された高さまではね上がって爆発するものも…。
その目的は、兵士らを殺すことではなく、手足だけを失わせ、障がいを負わせることにあると言われています。
治療や補償などで敵側を長期にわたって消耗させる。兵士以外の民間人にも大きな被害を与えるため「悪魔の兵器」、「貧者の兵器」と呼ばれています。
製作費は、1個あたり400~1500円と安価で、戦争が終わっても50年以上も効力を持ち続けます。
しかし、地雷の除去作業には1個3万~10万円のコストがかかる上、時間もかかるため、世界中の地雷除去には1000年もかかるだろうと言われています。
そして、地雷による被害は増えつづけ、年間2万4千人の人たちが傷つき、命を落としているのです。
日本にいる私たちは、せめて地雷と隣り合わせで生活している人々が世界中にたくさんいることを忘れないでいたいものですね。

地雷はどこに、どのぐらい埋まっているのだろう?
世界中にはすでに1億個を超える地雷が埋められ、その数は年々増え続けています。無差別に埋められたこれらの地雷によって、罪のないたくさんの一般市民が被害を受けており、被害者は毎年2万5千人といわれています。 国際赤十字の調べでは、毎日約70人 つまり約20分に1人の割合で、無残に殺されたり、手足を吹き飛ばされたり、地雷の被害にあっている計算になります。
しかも、報告されている数字には女性や子供はカウントされていないといいますから、実際はもっと被害が多いと言えるでしょう。
地雷は、戦争や内戦に巻き込まれた地域の国境線沿いに数多く埋まっているといわれています。JAHDSは、主にカンボジアやタイなどの国境付近で地雷の除去活動を展開しています。

地雷はどのように除去するのだろう?
1個あたり3万~10万円のコストがかかるといわれている地雷除去作業。お金だけでなく、時間がかかります。
兵器製造の技術が進み、1個3米ドル(約400円)くらいの安さで生産され、ハイテク技術によって 1分間に1000個以上が散布されてきました。 それを撤去するのは、ほとんどが手作業です。
カンボジアだけでも400~500万個埋設されているという地雷。地雷が埋まっている場所を探し出し、除去するには金属探知機を使用しますが、戦場だった土地には砲弾の破片など地雷以外の金属が多い上、カンボジアの土には鉄分が多く、金属探知機が誤作動を起こしやすいのです。
そのため、1日に探査できるのは24平方メートル程度。このペースではすべて撤去するには100年以上もかかり、その上、炎天の下での危険で過酷な作業になります。
こうした中で、JAHDSでは、各企業からの技術・資金援助を受け、地雷探知機「マイン・アイ」の開発に取組み始めました。 地雷探知機「マイン・アイ」は、地中レーダーの波長から地雷の形状や深さを測定し、可視化する装置です。地中物体の大きさや深さが分かれば、除去作業に安心感が得られ、かつ除去作業時間が短縮されます。
金属探知機と合わせて使用すれば、除去作業の効率が向上するであろうと、除去現場でも期待されています。


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