Vlogとは? 撮影するメリットや始め方、注意点などをわかりやすく解説
2024-01-01
Vlogは自分の日常や好きなテーマを決めて発信する動画形式のブログです。ありのままの自分を発信するので、他者からの共感や理解を得やすく、若者を中心に流行しつつあります。ただし、Vlogは一般的な動画とは違った点があり、始めるなら撮影機材や注意点などを知っておくと良いでしょう。
本記事ではVlog撮影のメリットや種類、始め方などを解説します。
目次
Vlogとは?
Vlogとは「Video Blog(ビデオ ブログ)」の略称で動画形式のブログを指します。投稿者の日常生活の一部をありのままに動画に撮影して発信する種類が多く、下記のようなVlogが投稿されています。
● 一般人の休日の様子
● ショッピング中の動画
● 留学生が大学で授業を受ける日常など
海外から普及したVlogは日本でも急速に注目を集めており、動画配信サービスによってはVlogを投稿しやすい環境の構築を行っている場合があります。
VlogとBlogの違い
Blog(ブログ)は自分の好きなものや趣味、日常生活などを文章で表現する手法です。
一方、Vlogは文章で表現するのではなく、動画で表現する手法です。
Vlog もBlogも、両方とも自分の好きなものや趣味、日常生活などをテーマに発信する
コンテンツですが、表現や発信の仕方に違いがあります。
VloggerとYouTuberの違い
VloggerはVlogを発信する人を指し、YouTuberはYouTubeで動画を発信する人を指します。VloggerとYouTuberは両方とも動画を発信しており、明確な区別はありませんが、
次のように動画の内容や発信する目的に違いがあるとされています。
Vlogger |
YouTuber |
|
---|---|---|
動画の内容 |
自分の好きなものや趣味、日常生活など |
バラエティ要素のある企画や番組的なコンテンツ |
動画を発信する目的 |
投稿者が発信したい内容を優先する |
視聴者に楽しんでもらう |
YouTuberはバラエティ要素のある企画や番組的なコンテンツを作成して、視聴者を楽しませる傾向が強いようです。一方で、Vloggerは投稿者の好きなものや日常などの発信自体を主な目的として活動されています。
そのため、Vloggerが発信する動画は、ありのままの日常をテーマとしている内容が多い傾向があります。
Vlog撮影のメリット
Vlog撮影のメリットは以下の通りです。
● 思い出を動画として残せる
● ありのままの自分をSNSに投稿できる
● 映像撮影や動画編集のスキルが身に付く
● ビジネスに活用できる
上記のメリットを順番に解説します。
思い出を動画として残せる
Vlog撮影の大きなメリットが思い出を動画として残せることです。基本的に動画は音声も含めて撮影できるため、日記や写真に比べて、より多くの情報を記録できます。
撮影されている視覚的な部分だけでなく、会話の内容やテンションの高さ、周囲の環境音などによって、より鮮明に撮影当時を思い出しやすくなるはずです。
旅先やイベントだけでなく、何気ない日常もVlogとして記録して後から見返すのも面白いでしょう。
ありのままの自分をSNSに投稿できる
Vlogは撮影者の日常生活を撮影する場合が多く、バラエティ番組のようなプロの手で編集された動画とは異なり、ありのままの自分を発信する傾向が強いです。
家事をしながら淡々と日常の出来事を話していくもの、テロップのみで視覚的に訴えるものなど、さまざまなVlogがあり、視聴者はVloggerを身近に感じ、共感を得やすいようです。
映像撮影や動画編集のスキルが身に付く
Vlogはありのままの姿を切り取って発信する動画ですが、撮影してもすぐにSNSや動画配信サービスに投稿できるとは限りません。
撮影時に映ってしまったものを消したり、BGMの挿入や加工・編集を行ったりするケースも多いです。そのため、映像撮影や動画編集のスキルが身に付く可能性があります。
ビジネスに活用できる
Vlogは、SNSに投稿すると広告収益を得られるようになったり、趣味が仕事に繋がったりすることもあります。
たとえば、キャンプをテーマにVlogを撮影している場合は、アウトドアやキャンンプ用品の広告・販売に活用できるため、企業案件を受けられる可能性もあるでしょう。
Vlogの
主な種類・ジャンル
Vlogとして発信されている主な種類やジャンルは以下の通りです。
ジャンル |
概要 |
撮影スタイル |
事前準備 |
---|---|---|---|
デイリー |
日々の出来事を日記のように残す動画 |
撮影者によってスタイルは異なる |
自撮り棒やジンバル、三脚、照明など |
旅行 |
旅行先の情景や出会いなどを撮影する動画 |
移動しながら、長時間の撮影になる可能性がある |
手振れに強いスマホやジンバル、モバイルバッテリー、SDカードなど |
ライフスタイル |
日常生活のワンシーンを切り取った動画 |
カメラを固定したまま撮影する場合が多い |
三脚や照明、モバイルバッテリーなど |
レビュー |
特定の商品やサービスに対して自分の視点や声で解説する動画 |
カメラを固定したまま、カメラに対して話しかけるスタイルが多い |
三脚やマイク、照明など |
成長記録 |
子どもやペットの成長、趣味を記録して、大事な思い出として残す動画 |
動き回る子どもやペットにカメラを向ける場合が多い |
手振れに強いスマホやジンバル |
デイリー
デイリーは、日常の出来事を日記のように残すVlogです。歩きながら撮影する場合もあれば、カメラを固定して撮影する場合などもあり、撮影者によって撮影スタイルは異なるので、必要に応じて自撮り棒やジンバル、三脚、照明などを用意しましょう。
旅行
旅行は、旅行先の風景や建物、グルメ、出会いなどを撮影するVlogです。移動しながら、長時間の撮影になる可能性があるので、手振れに強いスマホやジンバルを用意し、場合によってはモバイルバッテリーやSDカードなどがあると安心できます。
ライフスタイル
ライフスタイルは、日常生活での家事や料理、勉強、食事などのワンシーンを切り取ったVlogです。撮影者は作業を行っている場合が多いので、基本的にカメラは固定したまま撮影します。そのため、三脚やモバイルバッテリー、照明があると便利です。
レビュー
レビューは、特定の商品やサービスなどに対する感想や解説を動画形式で行うVlogです。カメラを投稿者に向けたまま固定して撮影するので、三脚やマイク、照明などがあるとクオリティの高いVlogに仕上がります。
成長記録
成長記録は、子どもやペットが成長していく姿を記録するVlogです。子どもやペットは撮影者の予想と違った動きをする場合が多いので、動画がブレないように手振れに強いスマホやジンバルを用意しましょう。
ほかにも、ピアノやギターの練習、DIY やイラストなど、趣味の内容をテーマにしている方も多いです。撮影したいVlogの種類やジャンルによって、撮影スタイルや必要となる事前準備は異なるので、まずはテーマを決めるところから始めると良いです。
Vlogの始め方
Vlogの始め方は以下の通りです。
1. Vlogのテーマを決める
2. 撮影機材を用意する
3. Vlogを投稿するためのアカウント開設
4. Vlogの動画撮影・編集をする
5. Vlogを投稿する
上記の手順を順番に解説します。
① Vlogのテーマを決める
まずは、Vlogで発信するテーマを決めましょう。Vlogは撮影者のありのままの姿を撮影するので、テーマは自由に選べますが、基本的には自分の発信したい内容にすると良いです。
② 撮影機材を用意する
テーマが決まったら、次は撮影したいテーマに合った撮影機材を用意します。
たとえば、旅行をテーマにした場合は歩きながら撮影するシーンが多いと予想できるので、手振れに強いスマホやジンバルなどがあると便利です。また、撮影時間が長くなった場合に備えてモバイルバッテリーやSDカードがあると安心できます。
ライフスタイルやレビューを撮影する場合はカメラを固定するための三脚や被写体を明るくする照明、撮影者の声を拾いやすいマイクなどがあるとクオリティの高いVlogに仕上がります。
スマホだけでもVlogの撮影は可能ですが、視聴者が楽しめるクオリティの高い動画に仕上げたい場合は撮影機材を揃えてみましょう。
③ Vlogを投稿するためのアカウント開設
Vlogを投稿するためのアカウントを開設します。
アプリにもよりますが、アプリ内に撮影モードがあり、そのアプリに適したサイズや長さで撮影できる場合が多いです。また、撮影してからすぐに編集や加工、投稿が行えるのでアプリでの撮影がおすすめです。
より多くの方に見てもらいたい場合は、アプリを選ぶ際に、撮影したいVlogの内容と各SNSのユーザー層が合っているかどうかも確認すると良いでしょう。
④ Vlogの動画撮影・編集をする
テーマや撮影機材、配信するアプリなどが決まったら、実際にVlogとして動画を撮影し、投稿できるように編集します。単純に動画だけを流すのではなく、テーマに沿ったテロップや字幕、BGMなどを盛り込むと目を引きやすいです。
なお、Vlogの場合は、編集をほとんど加えずにそのまま投稿するケースも多いですが、自分だけでなく他者のプライバシーにも注意を払いましょう。
⑤ Vlogを投稿する
動画編集が完了し、プライバシーや著作権などの面で問題がないか確認したら投稿します。なお、Vlogの投稿頻度は自由なので、無理のない範囲で投稿してみると良いです。
もしも投稿したVlogに対して視聴者からコメントが届いている場合は、返信したり、コメント内容を次回のVlog撮影のネタにしたりするのも良いでしょう。
Vlogを作成するうえでの注意点
Vlogを作成するうえでの注意点は以下の通りです。
● 楽曲の著作権に注意する
● 撮影場所に注意する
● 第三者の映り込みに注意する
● 個人情報の公開は注意する
● 動画の内容に注意する
上記を順番に解説します。
楽曲の著作権に注意する
一般的に歌やBGMなどの楽曲には著作権があり、他人が制作した楽曲を勝手にVlogに使用して投稿すると著作権を侵害する可能性があります。
Vlogに音楽やBGMを利用したい場合は、自分で作成するか、著作権フリーのコンテンツを使用する、あるいはアプリで使用が許可されている音楽やBGMを利用しましょう。
撮影場所に注意する
撮影場所から個人情報が特定される場合があるので、動画撮影中に施設名や店舗名を必要以上に強調しないように注意しましょう。また、場所によっては撮影が禁止となっている場合があるので事前に確認します。
第三者の映り込みに注意する
撮影した動画に第三者がはっきりと映っており、個人が特定できる場合は肖像権侵害です。第三者が映り込んでいる場合は、映りこんでいる人物から許可を得るか、ぼかしなどの加工をして個人が分からないようにする必要があると覚えておきましょう。
個人情報の公開は注意する
Vlogを匿名で発信していきたい方はもちろん、とくに顔出しや名前などの個人情報を公開する方は、トラブルに注意しましょう。
下記のような情報から個人が特定されることがあるので注意が必要です。
● 動画中の発言内容
● 部屋の間取りや窓から見える景色
● 持ち物など
動画を編集する際は、言動だけでなくスマホやパソコンの画面情報などもチェックしましょう。
動画の内容に注意する
Vlogのテーマは自由ですが、撮影した動画の視聴者が不快になる内容は避けるべきです。不適切な動画を投稿したために炎上してしまう可能性もあるので、モラルやマナーに注意しましょう。
日常の様子や身近なテーマで動画を撮影してVlogを始めてみよう
Vlogは自分が興味のあるものや日常などを動画形式で発信するブログです。そのためVloggerは他者を楽しませるというよりも、自分のために発信する傾向があります。
テーマに合わせて適切な機材を用意して撮影を行うことが望ましいですが、スマホだけでも撮影は可能です。興味のある方は、ぜひスマホで手軽にVlogを始めてみましょう。
スマホでVlogを始めるなら高性能カメラを搭載する「Galaxy S23シリーズ」や「Galaxy Z Flip5」がおすすめ
スマホでVlogを始めるなら、カメラの性能や機能などが優れている「Galaxy S23シリーズ」や「Galaxy Z Flip5」がおすすめです。
下記の表は、「Galaxy S23シリーズ」のハイエンドモデル「Galaxy S23 Ultra」と「Galaxy Z Flip5」の性能をまとめたものです。
Galaxy S23 Ultra |
Galaxy Z Flip5 |
|
---|---|---|
本体ストレージ容量 |
256GB/512GB/1TB |
256GB/512GB |
メモリ |
12GB |
8GB |
電池容量 |
5,000mAh |
3,700mAh |
画面サイズ |
6.8インチ |
6.7インチ |
画素数(アウトカメラ) |
2億画素 |
1,200万画素 |
F値 |
F1.7 |
F1.8 |
ズーム |
光学ズーム:3倍・10倍 デジタルズーム:最大100倍 |
デジタルズーム:10倍 |
写真撮影に関する機能 |
プロ動画モード OIS(光学手ブレ補正) ノイズ低減機能など |
ハンズフリーカメラ OIS(光学手ブレ補正)など |
「Galaxy S23 Ultra」は強力なOIS(光学手ブレ補正)を搭載しているため、歩き回ることの多い旅行や、子ども、ペットの成長などをテーマとしたVlogを撮影するときに役立ちます。また、夜景や暗所に強く、プロのカメラマンのようなクオリティの高い動画を撮影可能です。
「Galaxy Z Flip5」はコンパクトに折りたためるスマホで、三脚を用いなくてもスマホを固定して撮影が行えます。
ライフスタイルやレビューのように三脚が必要な撮影でも、「Galaxy Z Flip5」ならハンズフリーで角度にも拘って撮影できます。機材を少なくして手軽に高品質な撮影をしたい方におすすめのスマホです。
クオリティの高いVlogを撮影したいと考えていて、高性能なAndroidスマホを探している方は、ぜひ「Galaxy S23 Ultra」や「Galaxy Z Flip5」をご検討ください。
※記事内で使用されている画像はイメージです
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