導入効果や経緯について、コーポレートアドミニストレーション ファシリティマネジメント ディレクターの田中様、テクノロジ ソリューション ビジネスユニット セールス1 ディレクターの朴様にお伺いしました。
法人導入事例 株式会社ワコム
GalaxyフラッグシップモデルGalaxy S22 Ultraと管理ツールKnox Manageの併用で、フレキシブルな活用と強固なセキュリティを両立
会社紹介
株式会社ワコム(日本法人)
- 業種:電子機器・関連ソリューションメーカー
- 職種:ブランド製品事業、テクノロジーソリューション事業、インク部門
- 社員数:550名(日本法人)
- 導入規模:Galaxy S22 Ultra 340台、Galaxy A20 200台
- 導入サービス:導入スマートフォンのMDMとしてKnox Manageを導入
導入前の課題と
導入後の効果
- 新しい働き方をサポートするコミュニケーションツールとして、機種を絞り込んだスマートフォンを導入したい
- 業務効率を改善したい
- 端末のセキュリティレベルを向上させたい
- ワコムのデジタルペン技術を使用した端末の導入でユーザー目線を取り入れる
- 感覚的に使える豊富な手書きメモ機能によって業務効率が向上
- Knox Manageの導入でファシリティマネジメント部門の全員がいつでもサポート業務が可能に
導入の背景
Galaxy S22 Ultraを導入した背景は?
(田中氏)弊社は、ペンタブレット製品などを自社ブランドで発売するブランド製品事業と、様々な技術や製品を他社にOEM提供するテクノロジーソリューション事業の、2つの主要セグメントで事業を展開しています。
後者のセグメントにおいて、Galaxyとは10年来の取引をさせていただいており、弊社にとっては重要な顧客であり、またビジネスパートナーでもあります。
具体的には、2011年からラインナップされていた、Galaxy Noteシリーズに付属のデジタルスタイラスペン「Sペン」に、弊社の技術が用いられています。Galaxy Noteシリーズのペンコピューティングのコンセプトは、最新機種へ受け継がれており、より進化したSペンの活用が可能になっています。
以前からGalaxyのスマートフォンを業務で導入していたか?
(田中氏)コロナ前までは、役員、営業、開発、管理部門の社員をメインとして、Galaxy Noteシリーズの機種を貸与していました。また、従来から全社員に構内PHSも貸与していた結果、端末2台持ちとなる社員が多く、メイン端末・メイン連絡番号の統一が取れていませんでした。
ところが、コロナ禍以降、弊社でも在宅勤務やシェアオフィスでのリモートワークが広まったことから、運用体制の見直しが迫られました。そのタイミングでちょうど、Galaxy Noteシリーズの後継としてGalaxy S22 Ultraが登場したため、導入することとしました。
Galaxyには複数の機種ラインナップがあるが、Galaxy S22 Ultraを導入した理由は?
(田中氏)全社員分にGalaxy S22 Ultraを導入したわけではありませんが、社員の働き方によっては一部の社員にはGalaxy A20も導入しています。最終的に、導入比率はGalaxy S22 Ultraが6割、Galaxy A20が4割となりました。
Galaxy S22 Ultraをメイン端末とした理由のひとつは、もちろん、弊社の技術を用いたSペンが付属している機種だからです。自社技術が導入された製品を日々利用して、ユーザー目線でその使用感を実感することは、そこから新しい開発ヒントが生まれることもあり、大切だと考えています。
もう1つには、客観的に見て、Galaxy S22 Ultraが、スマートフォンとして、業務の生産性を向上させてくれる機能を備えた優れた製品であるという点です。
Galaxy S22 Ultraの活用方法
Galaxy S22 Ultraの活用方法は?
(朴氏)私は営業担当ですが、スマートフォンの画面ロックを解除しなくても、Sペンで画面にメモ書きができる「スクリーンオフメモ」が非常に便利で、常に利用しています。打ち合わせの時や、移動中でも、ちょっとメモをしたいとき、紙の手帳とほとんど変わらない感覚でメモが取れ、それでいて、後からテキスト化して「Galaxy Notes」アプリや、他のオフィスアプリで管理し、パソコンとデータ同期をすることが簡単にできます。
私は初代Galaxy Noteから、Sペンでスマートフォンを使っていますが、慣れるとペンのないスマートフォンは使えなくなります。
デジタルペンでの描画には、どうしても多少遅延が生じますが、Galaxy S22 Ultraではハードウェアの性能向上で、遅延をほとんど感じないくらいになったのも嬉しいですね。
また、Galaxyには「DeX」という、Galaxy S22 Ultraとディスプレイを接続するだけで画面を拡張表示して、スマートフォンをPCのように使える機能があります。
例えば、出張先のホテルなどでは、持参したノートPCを使って仕事をしますが、その際に、DeXでGalaxy S22 Ultraの画面をテレビに表示させれば、2画面を使って仕事ができます。クラウドに保存してあるエクセルの業務データをGalaxy S22 Ultraで開き、テレビの大画面に表示させて、それを見ながらノートPCで資料を作成するといったことができ、仕事の効率が非常にアップします。
(田中氏)私たちファシリティ部門の仕事の1つに、ISO監査への対応があります。コロナ禍以降、ISO監査も、オンラインでの動画を用いて実施されています。監査官から指定された場所を動画で写して見せるのですが、その際にGalaxyスマートフォンのカメラを使うと画面が非常にクリアです。監査官も「こんなにクリアに見せてもらえることはめずらしい。助かります」と驚いていました。Galaxy S22 Ultraでは、カメラ性能が非常に向上したことを実感しています。
ビジネスシーンでも、オンライン会議をはじめ動画を用いる機会が増え、カメラ性能の重要性が高まっていますね。
端末管理サービス「Knox Manage」の活用方法
業務用スマートフォンの管理では、いわゆるMDM(Mobile Device Management:モバイルデバイス管理)が必須となりますが、Knox Manageに置き換えられたそうですね。
(田中氏)以前は、別のMDMツールを利用していたのですが、特に端末のセキュリティ管理の面で不満を感じていました。
Knox Manageを使えば、セキュリティレベルを高めることができると知り、スマートフォンの入れ替えに先んじて、一部導入していたのですが、MDMの置き換えには端末の初期化が必要となるので全面的な更新は困難でした。今回、Galaxy S22 UltraまたはGalaxy A20を全社員に配布するタイミングで、MDMもKnox Manageに一本化したということです。
Knox Manageの導入により、スマートフォン管理はどう変わった?
(田中氏)例えば、端末ユーザーに強制的にパスワードの変更を促したり、端末のSDカードスロットの使用可否制御などシステムの最深部までコンソール上からリモートコントロールが可能となり、セキュリティレベルは非常に高くなったと感じています。また端末の管理履歴を残すことは内部統制上も重要ですが、Knox Manageは、ログ機能が豊富なので助かります。
Knox Manageは有償ソリューションですが、昨今のファシリティ管理において最重要課題であるセキュリティ管理が強化されたことは、多少の導入コスト増を補って余りあるものだと感じています。
さらに、Knox ManageはWebブラウザベースの管理コンソールのため、ファシリティ部門の全員が、いつでもどこからでもログインして端末管理業務が可能となり、特定担当者に管理業務が集中することがなくなるなど、ユーザーインタフェイスの面でも、優れています。ファシリティ部門の業務はかなり効率化されました。
Knox Manageなら
業務端末を一括管理
Galaxyの提供するKnox Manageなら、業務用モバイル端末の詳細な機能制御やリモートコントロール、端末のログまで一括で管理できます。モバイル端末の状態を管理画面から簡単にチェックできるので、紛失、盗難、マルウェアといった情報漏洩のリスクを低減します。
最後に、今後の製品に望むことなどがあればお聞かせください。
(朴氏)Galaxyには、FlipとFoldという折りたたみスマートフォンのラインナップもあります。こちらもすごく良い製品なのですが、Sペンが本体収納できないのが難点です。物理的に難しい気もしますが、Galaxyなら解決してくれると信じています(笑)。
- ※画像はイメージです。
- ※サービスは地域やデバイスによって異なる場合があります。2022年12月現在の情報です。
導入機種
Galaxy S22 Ultra
会議中のメモやプレゼンのポインターとして使えるSペンの内蔵されている、Galaxy S22 Ultra。Galaxy史上最速のCPUを搭載し、屋外でも見やすい大画面、高精細なカメラは、さまざまなビジネスシーンで活躍します。
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