2024-01-11

ただメモするだけじゃない!
Galaxy「Sペン」の特徴と便利な使い方4選

Galaxyの一部スマートフォン(Sシリーズの「Ultra」やZ Foldシリーズなど)やタブレットで使用可能なスタイラスペン「Sペン」。Sペンを内蔵するGalaxyスマホなら、本体からSペンを取り出してサッとメモができます。メモ帳やボールペンを持ち歩くことなく、いつでも手書きのメモが取れる点が大きな魅力です。また、メモがテキスト変換できたり、Sペンがカメラのシャッター代わりになったりとプラスアルファの機能も多く、日常生活からビジネスシーンまで幅広い場面でSペンが活躍してくれます。

本記事では、アイテム情報誌「GetNavi(ゲットナビ)」のウェブサイト編集部が注目するポイントとともに、Sペンの特徴とSペン内蔵のGalaxyスマホの活用シーンを一挙に紹介します。

目次

Sペンの特徴と強み

まずはSペンのスペック面の強みをご紹介します。

● 4,096段階の筆圧感知に対応
● ワコムの電磁誘導方式(EMR)による自然な書き味
● ジェスチャー操作に対応

Sペンでの筆記は4,096段階の筆圧感知に対応し、思い通りに線の太さを調整できます。

また、Sペンは、モバイル用電子ぺンシステムなどを開発する国内メーカーのワコムが特許を取得した電磁誘導方式(EMR)により、紙の上でペンを使っているような自然な書き味を実現しています。EMRでは画面のタップや図・文字などを書く際に電源・充電が不要なので、電力供給による消耗や破損などのトラブルもありません。

そのほかにも、カメラのシャッターを切るといったジェスチャー操作(エアアクション)にも対応しています。メモやイラスト以外のところでも、Sペンが活躍してくれます。

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

大画面化が進み続けているスマホにおいて、文字入力はペンの方が有利な場合があります。ちょっとしたメモを取りたいときに、両手でフリック操作するよりもペンで書いた方が速いのは想像つくでしょう。

とくに大画面スマホにペンはあってほしい存在ですが、ペン内蔵の機種は2024年1月1日現在、Galaxy以外にほとんどありません(Galaxy Z Foldシリーズは内蔵していない代わりにSペン対応の純正ケースなどを別売りしています)。大画面スマホを選ぶ方にとってSペン内蔵のGalaxyは、使い勝手の面でひとつ頭が抜けているわけです。

Sペン内蔵のGalaxyスマホの具体的な活用シーン4選

Sペン内蔵のGalaxyスマホの具体的な活用シーンを見ていきましょう。SペンにはGalaxyならではの独自機能が数多くあり、日常生活からビジネスシーンまで幅広いシーンで活躍してくれます。

日常生活での利用シーン

Galaxy Sシリーズの「Ultra」などにはSペンがスマホに内蔵されているので、ちょっとメモを取りたいときにスマホ本体から取り出してサッとメモが取れます。

スリープ状態からでも、Sペンを取り出すだけですぐにメモを書き始めることが可能で、ロックを解除してアプリを起動してSペンを取り出すといった一連の動作は必要ありません。

書き終わったら、Sペンを収納するだけで、メモが自動的に保存されるため、保存忘れによるメモの消失も心配ありません。

画面オフメモの使い方

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Samsung Notesの起動方法

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そのほかにも、スクショ画像へ直接メモ書きができたり、メモした電話番号やメールアドレスをタップしてそのまま連絡ができたりなど、普段使いに役立つ機能が多数盛り込まれています。

<撮影端末:Galaxy S23> 通常の「写真」モードで撮影。(1200万画素、望遠カメラ、F2.4、シャッタースピード1/50秒、ISO100)

メモした電話番号へ発信

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メモしたメールアドレスへ連絡

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普段メモは取らない人もSペン内蔵のGalaxyスマホに乗り換えれば、メモ帳やペンを持ち歩く必要なく、メモを取ることを習慣化できます。

ユーザーのSペン活用方法をご紹介!

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※Samsung Members コミュニティに投稿された画像です

ビジネスでの利用シーン

ビジネスシーンでも役立つ機能が多数搭載されています。

たとえばテキスト化の機能が挙げられます。保存したメモを選んで「テキスト化」アイコンを選ぶだけで、書き残したメモをテキスト化できます。

オンライン会議でメモしたことをテキスト化して文書に載せたい、メモを職場の同僚に共有したいといった場合に、テキスト化の機能が活躍してくれます。認識率が高く、多少乱れた文字であっても高い精度でテキストに起こしてくれます。

手書きしたメモをテキスト化

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また、Sペンのエアコマンドから翻訳機能も利用できます。Sペンを引き抜いたり、Sペンのボタンを押したりするとSペンで使える機能の一覧(エアコマンド)が画面に表示されます。

エアコマンドから「翻訳」を選択して、翻訳したいページでSペンをかざせば、該当部分を瞬時に翻訳してくれます。英文の資料をとっさに翻訳したいシーンなどで便利です。

そのほか、エアコマンドではルーペ機能もあります。

エアコマンドで「ルーペ」を選択した後に拡大したい場所にSペンを近づければ、文章を拡大表示してくれます。

たとえば、スマホからマニュアルを確認する際に文章が見づらいときにはルーペの機能が活躍してくれます。

翻訳・ルーペ機能の使い方

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ユーザーのSペン活用方法をご紹介!

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イラスト、デザインでの利用シーン

普段持ち歩くスマホでいつでもどこでもイラストやデザインができるのも魅力のひとつです。常に持ち歩いているスマホで気軽にイラストを描けるため、大きなタブレットよりも利便性が高いでしょう。

なお、Galaxyユーザーは「CLIP STUDIO PAINT for Galaxy」を6ヶ月間無料で利用できます。

CLIP STUDIO PAINTは、本格的なイラストにも取り組めるイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリです。Sペンを活かした描き心地とジェスチャーで快適にイラストやお絵描きが楽しめます。

一般的な画像編集ソフトにはない線の描きやすさと美しさが、専用ソフトならではの強みです。

ユーザーのSペン活用方法をご紹介!

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※Samsung Members コミュニティに投稿された画像です

カメラの撮影シーン

Sペンはカメラの遠隔シャッター(リモコン)として使用することも可能です。端末との距離が10メートルくらいであれば、Sペンのサイドにあるボタンを押すことでカメラのシャッターを切ることができます。

自撮りではどうしても全身の撮影は難しいですが、Sペンでの撮影なら自由な構図で撮影が可能です。

もちろん他人に声をかけて撮影してもらう方法もありますが、Sペンを使う方法なら誰に気を使うこともなく、じっくり時間をかけて思い通りの構図で撮影ができます。

また、モードの切り替え、ズーム、インアウトなどのカメラ操作もSペンによるジェスチャーで可能です。

なお、内蔵モデルではないカバー付属のSペンや「S Pen Fold Edition」ではシャッター機能を利用できないため注意しましょう。

【参考】Sペンをカメラのシャッターとして使用する方法を教えてください。

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

Sペンの活用シーンは細かく見ていくと無数にあります。アイデアがひらめいたらすぐにメモとして残す、図版と手書きのメモを追加してビジネス資料をアップデートする、撮影した写真に文字を載せてデザインにするなど、まさに多彩です。

Sペンを活用すると自分のクリエイティビティを刺激することにつながります。このクリエイティブな作業をしやすいという点がSペンの隠れた魅力でしょう。

ユーザーのSペン活用方法をご紹介!

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※Samsung Members コミュニティに投稿された画像です

【Sペン対応】Galaxyのおすすめモデル

Sペン対応のGalaxyモデルにはさまざまな機種があります。特徴ごとに分けると大きく以下の3種類があります。

● Galaxy Sシリーズの「Ultra」(旧・Noteシリーズ)
● Galaxy Z Foldシリーズ
● Galaxyのタブレット

端末によってはSペンが別売りの場合があるため、事前に確認しましょう。

「スマホでメモが取りたい」「Sペンのジェスチャー機能を便利に使いたい」など気軽さや携帯性を重視するなら、Sペン内蔵モデルのGalaxyスマホが特におすすめです。

Sペン内蔵モデルは、Galaxyのなかでも最上位クラスのモデルのため、ゲームを快適に遊びたい方、最高のカメラで写真を撮りたい方にも向いているでしょう。

大画面のスマホをポケットに入れて持ち歩きたい方には、Galaxy Z Foldシリーズがおすすめです。最新の「Galaxy Z Fold5」は閉じれば通常のスマホサイズ、メインディスプレイは開けば約7.6インチのタブレットサイズで使用できます。Galaxy Sシリーズよりも大きな画面で、メモやイラストを描くことができます。

そのほか、本格的にイラストやデザインをするなら、タブレットがおすすめです。Galaxyでは最上位モデルのタブレットとして、2023年9月にGalaxy Tab S9シリーズを、そのライトモデルとして、2023年10月にGalaxy Tab S9 FEシリーズをリリースしています。

「Galaxy Tab S9」と「Galaxy Tab S9 FE」は約11インチ、「Galaxy Tab S9+」と「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」は約12.4インチ、そして「Galaxy Tab S9 Ultra」は約14.6インチの超大型サイズに対応しています。
※5G対応の「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」はau限定、それ以外はSamsungオンラインショップなどで販売しています。

ぜひ目的や用途に合わせて、Sペン対応のGalaxyスマホ・タブレットを選びましょう。

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

スマホのカメラで撮影した写真をひんぱんに編集する方は、「Galaxy S23 Ultra」を手にすると良いでしょう。

高解像度な写真を撮影できるうえに、たとえば画像編集アプリを使ってSペンで細かな修正が可能です。標準のギャラリーアプリに用意されている画像の自動切り抜き機能を活用するのもおすすめです。ほかの人とは違ったクリエイティブな画像を制作できますよ。

Get Navi web Get Navi web

【監修】

GetNavi web

「GetNavi web」は、「モノ・コト・暮らし」の深掘りレビュー&ニュースのメディア。2020年1月に月間2000万PVを突破。家電・デジタル製品をはじめ、乗り物、文房具など20近いカテゴリで日々20本以上の記事を配信しています。使い方提案やシーン訴求といった「暮らしのなかの活用術」を発信。

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