Androidでミラー
リングをする方法とは? 注意点と合わせて解説

Galaxy(ギャラクシー)スマホでミラーリングしている様子。 Galaxy(ギャラクシー)スマホでミラーリングしている様子。

2025-07-18

Androidスマホでは、スマホの画面をディスプレイに出力して表示するミラーリング機能を利用できます。会議室で資料を大人数で閲覧したい場合や、自宅で動画を大画面で鑑賞したい場合は、ミラーリングを使ってディスプレイにAndroidスマホの画面を表示すると便利です。

本記事では、ミラーリングの方法、注意点などを解説します。


「バッテリーの消耗を気にせずミラーリングできるAndroidスマホ」をすぐに知りたい方はこちら

目次

ミラーリングとは

ミラーリングとは、スマホの画面に表示されている画像や映像をディスプレイ(テレビ、モニター、スクリーンなど)に投影できる機能です。

会議室でプレゼンテーション資料を見せるときや、自宅で動画ストリーミングを家族で視聴したいときなど、複数人で画像や映像を楽しみたいときに向いています。

ミラーリングを利用して、仕事先や自宅でスマホをより活用しましょう。

Androidスマホで画面をミラーリングする方法

Androidスマホをミラーリングするには、スマホとディスプレイを接続する必要があります。

接続方法は、有線接続と無線接続があります。それぞれの接続方法を紹介します。

有線接続の場合

Androidスマホをディスプレイに有線接続してミラーリングを行う場合、接続ケーブルの種類に注意が必要です。

AndroidスマホのUSB端子がmicroUSB端子の場合は、MHL(Mobile High-Definition Link)機能に対応しているケーブルを接続する必要があります。MHLとは、microUSB端子からテレビなどに映像信号を送る機能です。

ケーブルがMHLに対応している場合は、MHL変換アダプターとHDMIケーブルを用意し、テレビやモニターに接続します。

また、AndroidスマホのUSB端子がType-C端子の場合は、「DisplayPort Alternate Mode」に対応しているかを確認します。「DisplayPort Alternate Mode」とは、USB-Cコネクターを通じて映像信号を送る機能です。

ケーブルが「DisplayPort Alternate Mode」に対応している場合は、USB Type-CとHDMIを変換するアダプターとHDMIケーブルを用意し、テレビやモニターに接続します。

無線接続の場合

Androidスマホとディスプレイの接続に無線接続を行う場合、ディスプレイ(テレビやモニター)を無線で接続するための機能を持ったセットトップボックス という機器が必要となります。例としては、GoogleのChromecast、AmazonのFire TVなどが挙げられます。

セットトップボックスを使用すると、専用のリモコンを使ってチャンネルの切り替えや動画配信サービスの視聴なども可能になります。

Androidスマホを利用していてセットトップボックスを購入する場合には、GoogleのChromecastがおすすめです。

利用方法は、ディスプレイとセットトップボックスを接続した後、セットトップボックスをAndroidスマホと同じWi-Fiに接続します。AndroidスマホにGoogle Homeアプリをインストールし、Bluetooth機能をオンにした後にGoogle Homeを起動します。

Google Homeでセットトップボックス(Chromecast)を検索し、デバイスの設定を行えば設定が完了します。

ミラーリングを開始するには、設定したChromecast名を選択し、「画面をキャスト」をタップします。「ミラーデバイスへのキャスト」の画面から再度「画面をキャスト」を選択し、「今すぐ開始」をタップするとディスプレイにスマホの画面が表示されるようになります。

▼Galaxyスマホでのミラーリングについては、こちらをご覧ください。
Galaxyの画面共有の方法を教えてください。

Androidスマホで画面をミラーリングするときの注意点

Androidスマホで画面をミラーリングする場合、いくつか注意点があります。

それぞれの対処方法を解説します。

ケーブルが届く範囲でしか操作できない

Androidスマホを有線接続でミラーリングを行う場合、ケーブルを使ってスマホとディスプレイをつなぎます。そのため、ケーブルが届く範囲でスマホを操作する必要があります。

スマホを操作しながらディスプレイを見たい場合は、ケーブルはなるべく長めのものを選ぶなど、ディスプレイとの間隔に合わせて用意しましょう。

また、無線接続であればディスプレイとスマホの距離は気にせずに自由に操作が可能です。

通信の遅延が起きる場合がある

Androidスマホを無線接続でミラーリングを行う場合、スマホとディスプレイの表示にタイムラグが発生する場合があります。

たとえば、繊細な操作が要求されるゲームの場合、画面が遅延するとスムーズなプレイが難しくなります。また、会議でプレゼンテーション資料が遅延して表示されるようではスムーズな進行が難しくなります。

遅延が不安なときには、無線接続ではなく、有線接続でミラーリングを行いましょう。

バッテリーの消費が速くなる

Androidスマホでミラーリングを行うと、画面の情報を常にディスプレイに送り続けるため、バッテリーの負荷が高くなります。とくに無線接続の場合は、バッテリー消費がさらに早くなります。

また、有線接続の場合、充電用のUSB端子にミラーリング用のケーブルを接続しているため、充電することができません。ミラーリングを行う前に、十分に充電を行うようにしましょう。

ミラーリングはバッテリーにかかる負荷が大きいため、使用頻度が高い場合はバッテリー持ちの良いAndroidスマホの機種を選ぶのがおすすめです。

ミラーリングはさまざまな用途に活用できる

ミラーリングとは、スマホの画面に表示されている映像をディスプレイに投影する機能です。仕事やプライベートなど、さまざまな場所や用途で活用することができます。

ミラーリングを行う方法は、有線接続または無線接続の2種類があります。自分の環境にあった接続方法をそれぞれ選ぶようにしましょう。

バッテリーの消耗を気にせずミラーリングできる「Samsung Galaxy Sシリーズ」がおすすめ

Androidスマホでミラーリングを行うと、バッテリーの消費が通常よりも早くなります。

バッテリーの消耗を気にせずミラーリングを行いたい場合、「Samsung Galaxy Sシリーズ」がおすすめです。

「Samsung Galaxy Sシリーズ」の中でも「Ultraモデル」は、毎年シリーズ史上最長のバッテリー駆動時間を更新しており、長時間のミラーリングでも問題なく操作ができます。

「Samsung Galaxy Sシリーズ」は、バッテリー駆動時間だけでなく、高速のデータ処理機能、大画面ディスプレイ、高画素カメラなどを搭載しており、ハイエンドスマホの中ではトップクラスの実力を持っています。

また、Samsung Galaxy Sシリーズでは、クイック設定パネル内にある「Smart View」の機能を使用することで簡単にミラーリングを行えます。

さらにミラーリングとは異なりますが、「Samsung DeXモード」という機能を使用すると、無線接続で外部ディスプレイに接続でき、大画面を見ながらスマホをパソコンのように使用できます。

別途、キーボードを用意するとパソコンに近い感覚で操作できるため、活用してみてください。

よくある質問

  • A. ミラーリングは、スマートフォンの画面に表示されている内容を、そのままリアルタイムでテレビに映し出す機能です。一方、キャストは、対応するアプリの動画や音楽などのコンテンツだけをテレビに送信します。キャスト中は、スマートフォン側で別の操作をしてもテレビの再生に影響がないのが大きな違いです。

※記事内で使用されている画像はイメージです

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伊藤浩一の写真 伊藤浩一の写真

執筆者

伊藤浩一

月間30万PVを超えるブログを運営。
発信力が強みのITライター。
ブログ「伊藤浩一のWindows Phone応援団(旧W-ZERO3応援団)」主宰。
モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行い、アクセス数は月間30万を超えるブログとなっている。WEBニュースへの寄稿、モバイル関連書籍の執筆など多方面で活動している。

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