動画の撮り方は?スマホを使った撮影のポイントや機材などを解説
2026-08-07
スマホは標準インストールされているカメラアプリを起動すれば、手軽に動画を撮影できます。一方で、手振れが目立つ、暗い場所では映像が粗くなる、SNSに投稿すると構図が合わないなど、撮影方法や設定によって動画の仕上がりが大きく変わる場合があります。
クオリティの高い動画を撮影するためには、撮影前に解像度やフレームレート※、バッテリー、ストレージなどを確認したうえで、手振れや明るさ、構図などを意識することが大切です。
本記事では、スマホを使った動画の撮り方に加えて、撮影前に確認しておきたい設定、手振れを抑える方法、暗い場所で撮影する際のポイント、縦動画・横動画の使い分け、長時間撮影時の注意点などを解説します。
※1秒間に表示される映像のコマ数(fps)のこと。数値が高いほど映像がなめらかに見えます。
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目次
スマホを使った動画の撮り方
スマホは標準インストールされているカメラアプリで動画を撮影できます。AndroidスマホとiPhoneの動画の撮影方法を順番に解説します。
Androidスマホの動画の撮り方
Androidスマホは機種によって撮影方法が多少異なります。撮影方法の詳細はメーカーの公式サイトや説明書などからご確認ください。
例として「Samsung Galaxy Sシリーズ」で動画を撮影する手順は以下の通りです。
1. ホーム画面の「カメラ」アプリを起動する
2. カメラモードで「動画」を選択する
3. 被写体にカメラを向ける
4. 画面下部のシャッターボタンをタップすると動画の撮影開始
5. 画面下部のシャッターボタンを再びタップすると撮影終了
なお、「Samsung Galaxy Sシリーズ」は撮影中に一時停止ボタンを押すと撮影が一時中断され、録画ボタンを押すと再開する機能が付いています。
iPhoneの動画の撮り方
iOS16以降のiPhoneで動画を撮影する手順は以下の通りです。
1. ホーム画面の「カメラ」アプリを起動する
2. 「ビデオ」モードをタップする
3. 画面の撮影ボタンをタップするか、音量ボタンのどちらかを押すと撮影開始
4. 画面の撮影ボタンをタップするか、音量ボタンのどちらかを押すと撮影終了
iPhoneの場合、画面をタップしなくても、音量ボタンを押すだけで撮影の開始や終了が行えるので、片手で動画の撮影が始められます。
動画撮影のポイント
動画撮影のポイントは以下の通りです。
● 被写体にピントを合わせる
● 手振れを抑える
● カメラワークを意識する
● 解像度を変更する
● 明るさを調整する
● アスペクト比を考える
● 撮影モードを決める
● バッテリーやストレージの空き容量を確認しておく
● 音声を拾う方法を考える
上記のポイントを順番に解説します。
|
確認すること |
ポイント |
|---|---|
|
バッテリー |
長時間撮影する場合は十分に充電しておく |
|
ストレージ |
動画を保存できる空き容量があるか確認する |
|
解像度 |
フルHDや4Kなど用途にあわせて設定する |
|
フレームレート※ |
動画の動きや用途にあわせて設定する |
|
画面の向き |
SNS用は縦、YouTubeなどは横を基本に考える |
|
ピント・明るさ |
撮影開始前に被写体が見やすい状態になっているか確認する |
|
音声 |
マイクを指などで塞いでいないか確認する |
※1秒間に表示される映像のコマ数(fps)のこと。数値が高いほど映像がなめらかに見えます。
とくに長時間の動画や高解像度の動画は、ストレージ容量を多く使用したり、スマホに負荷がかかったりする場合があります。撮影を始める前に設定や端末の状態を確認しておきましょう。
被写体にピントを合わせる
撮影したい動画のテーマにもよりますが、基本的にメインの被写体にピントが合っていないと見づらい動画が撮影されます。
ピントとは焦点を指し、スマホはカメラに映ったいずれかの被写体に対して焦点を合わせます。焦点が合った被写体ははっきりと描写されますが、ほかの部分はややぼけて撮影されるため調整が必要です。
ピントはスマホの画面を操作すれば調整が可能です。Android 11以降のAndroidスマホの場合は、ピントを合わせたい場所を長押しするとピントや自動露出を固定できます。
なお、被写体との距離が変わるとピントがずれる可能性があるので、撮影中は被写体との距離を維持しましょう。
手振れを抑える
撮影時に手振れが起きると被写体のピント合わせができず、ぼやけてしまったり、酔いやすくなったりします。とくに歩きながらの撮影やスポーツなど体を動かしながら撮影する場合、手振れが大きくなりやすいため注意しましょう。
手振れを抑えるコツは、スマホやカメラを両手でしっかりと持つ、脇を締めて腕を体に固定するなどの持ち方を工夫する方法があります。また、手振れが目立ちやすいズーム撮影は控える、歩きながら撮影しない、短時間であれば息を止めるなども効果的です。
ほかにも、三脚やジンバルなどの機材を活用する、手振れ補正機能を搭載した機種を使用する方法があります。
一方、旅行や街歩きなどで機材を持ち歩きたくない場合は、スマホを両手で持って脇を締め、歩幅を小さくしながらゆっくり移動すると手振れを抑えやすくなります。また、撮影中に頻繁にカメラの方向を変えたり、ズーム操作を繰り返したりせず、短いカットに分けて撮影する方法もおすすめです。
スマホに強力な手振れ補正機能が搭載されている場合は、撮影シーンにあわせて活用してみましょう。
カメラワークを意識する
カメラワークとは、撮影時にカメラの動きで迫力や臨場感などを演出して魅力的にする表現方法です。
たとえば、カメラを上下に振るカメラワークはティルトと呼ばれます。テンションの低下や落ち込む表現をしたいときに、カメラを下向きに動かして目線の動きを表現します。逆にカメラを下から上向きにすると前向きな姿勢や希望を表現できるカメラワークです。
ほかにも、被写体に近づいて強調したいときにはズームイン、被写体から離れるときや全体像を見せたいときにはズームアウトなども簡単にできるカメラワークのひとつです。
ピンぼけした状態からピントを合わせると、メインとなる被写体に視線を誘導できるほか、主人公が意識を取り戻したような演出もできます。
カメラワークを意識して撮影すると印象が大きく変わるためぜひ試してみてください。
解像度を変更する
動画を撮影する際は、解像度とフレームレートを用途にあわせて設定しましょう。
解像度とは、動画を構成する画素数を示すもので、フルHD(1920×1080)や4K(3840×2160)などがあります。基本的に解像度が高いほど細部まで鮮明な動画を撮影できますが、その分ファイルサイズも大きくなる傾向があります。
一方、フレームレートとは1秒間に記録する静止画の枚数を示す数値で、「fps」という単位で表されます。たとえば30fpsでは1秒間に30枚、60 fpsでは1秒間に60枚の画像を記録します。
日常的な動画やVlogなどであれば24 fpsや30 fps、スポーツや動きの速い被写体をなめらかに撮影したい場合は60fpsがおすすめです。また、あとからスローモーション動画として編集したい場合は、120 fps以上の高フレームレートで撮影しておくと、滑らかなスロー映像を作りやすくなります。
高解像度・高フレームレートに設定すると動画のデータ容量が大きくなりやすいため、SNSへの投稿や保存できるストレージ容量なども考えて設定しましょう。
明るさを調整する
スマホによっては撮影時に明るさを調整可能です。被写体の後ろに太陽光や照明などの光が当たっている状況を逆光と呼び、被写体の表情が暗くなる場合があります。
被写体が暗いと何を映しているのか分からない動画になる可能性が高いです。動画撮影のプロは照明やレフ板などを用意して被写体を明るくしますが、常に照明を持ち歩くのは難しいです。被写体が暗くなりそうな撮影時にはスマホの設定を変更しておきましょう。
アスペクト比を考える
アスペクト比とは、画像の縦横比率を示す数値です。「数字:数字」の表記で比率を示しており、左の数字が横を、右の数字は縦の比率を指しています。たとえば、16:9は現在一般的なハイビジョンテレビのアスペクト比で、横に長い長方形の映像が撮影できます。
スマホの機種にもよりますが、基本的に縦に持って撮影すると縦長の動画に、横に傾けて撮影すると横長の動画を撮影できます。
投稿するサービスによって適した動画の向きは異なります。たとえば、TikTokやInstagramのリール、YouTubeショートなどでは9:16の縦長動画が多く使用されます。一方、YouTubeの通常動画などでは16:9の横長動画が一般的です。
縦動画と横動画の両方で使用したい場合は、編集時に画面の左右や上下を切り取ることを考えて、メインとなる人物や被写体を中央付近に配置し、周囲に少し余裕を持たせて撮影すると使いやすくなります。
例えば、旅行先で撮影した同じ動画をYouTubeとInstagramの両方に投稿したい場合は、横動画から縦動画へ切り抜いても被写体が見切れない構図を意識しましょう。投稿先を撮影前に決めておくと、撮影後の編集作業も減らせます。
撮影モードを決める
スマホの機種によって異なりますが、動画撮影時にモードの切り替えが可能です。
たとえば、「Galaxy Sシリーズ」にはプロ動画モードがあり、フラッシュの切り替えやアスペクト比の変更だけでなく、ISO値の設定や、シャッタースピードの調整、露出補正などを細かく決められます。
ISO値やシャッタースピード、露出補正を調整すれば夜景や逆光でもキレイな動画を撮影可能です。プロ動画モード以外に食事やパノラマ、ハイパーラプス、スローモーションなど、さまざまなモードが用意されているので、撮影シーンに合ったモードを選択しましょう。
バッテリーやストレージの空き容量を確認しておく
動画の撮影時間や画質によっては、バッテリーやストレージの空き容量が足りなくなる可能性はあります。
万が一の事態に備えて、撮影前にスマホを十分に充電したり、モバイルバッテリーを用意したり、ストレージの空き容量を確認しましょう。また、スマホによってはSDカードを挿入できる機種があるので、容量不足に備えて予備のSDカードを用意しておくと良いです。
音声を拾う方法を考える
機種によって位置は異なりますが、スマホは音声録音マイクが付いているので、映像と一緒に音声も録音できます。
ただし、被写体以外のほかの音も一緒に拾ってしまうので聞き取りにくくなる可能性があります。また、スマホの持ち方によってはマイクを指で塞いでしまうケースもあります。
そのため、撮影中は持ち方に注意する、あるいは別にマイクを用意して被写体の音を拾うなどの方法も考えてみましょう。
動画撮影に便利な機材
動画撮影に便利な機材は以下の通りです。
● 三脚
● 自撮り棒やジンバル
● 照明
● マイク
上記を順番に解説します。
三脚
スマホでの撮影は手振れが起きやすく、手に持ったまま撮影を続けると揺れが激しい動画になる可能性があります。両手で構えて持てばスマホの手振れを抑えられますが、身体に負担がかかってしまい長時間の撮影には不向きです。
移動せずに撮影する場合は、スマホで使用できる三脚を使ってみましょう。スマホがしっかりと固定されるので手振れが起きず、持つ必要がないので長時間の撮影も行えます。
自撮り棒やジンバル
スマホを手に持って撮影したい場合は自撮り棒やジンバルなどが役立ちます。
|
概要 |
役立つ撮影シーン |
|
|---|---|---|
|
自撮り棒 |
先端にスマホを装着できる棒状の器具で手元にシャッター機能が付いている場合がある |
自撮り撮影や複数人での集合写真など |
|
ジンバル |
歩きながらの撮影でも大きなブレを補正する道具 |
観光地の街歩きや移動している被写体に並走したい場合など |
自撮り棒やジンバルを使うと、撮影時の負担軽減に役立ちます。ただし、手に持ちながら撮影したり、移動したりする際は、周りに迷惑がかからないように注意しましょう。
照明
逆光により被写体が暗い場合は、被写体の前や斜め前から照明を当てると良いです。たとえば、スマホ撮影用の照明スタンドを活用すれば、常に被写体の前から光が当たるので顔の印象を明るくできます。
ただし、光の当て方によって仕上がりは異なるため、それぞれの特徴を把握しておくと良いです。
|
概要 |
|
|---|---|
|
順光 |
被写体の前から光が当たる状況 色や形が正確に描写できる |
|
逆光 |
被写体の後ろから光が当たる状況 被写体は暗くなりがちだが、人物をふんわりとした雰囲気で撮影できる |
|
サイド光 |
被写体の横から光が当たる状況 被写体の左右のいずれかに影が出るので、明暗がはっきりとした描写になる |
マイク
動画を撮影していて音が録音しにくい場合は、スマホ専用のマイクを用意しましょう。ただし、マイクの種類によって使い方は異なるので、撮影したい動画のテーマに合ったマイクを選ぶと良いです。
|
概要 |
役立つ撮影シーン |
|
|---|---|---|
|
ショットガンマイク |
マイク正面の集音性能に優れており、小さい音もクリアに録音できるマイク |
カメラを固定して撮影する場合や雑音が混じりやすい野外撮影など |
|
ピンマイク |
被写体の衣服に取り付けて、装着者の声をピンポイントで録音するマイク |
カメラと被写体の距離が離れている場合や小声で話す撮影の場合など |
|
差し込み式マイク |
スマホの端子にさし込んで使用するので、初心者でも扱いやすいマイク |
撮影用の荷物をコンパクトにしたい場合やスマホを持ちながら撮影する場合など |
|
ハンドマイク |
カラオケ用のマイクのように手に持って音を録音するマイク |
インタビュー形式の動画やバラエティ風の動画を撮りたい場合など |
マイクの種類によって使い方や撮影シーンが異なるので、自分の撮影環境に合わせたマイクを選びましょう。
撮影した動画は編集アプリを活用して加工しよう
撮影した動画は目的に合わせて、編集アプリを活用して編集や加工を行いましょう。たとえば、InstagramのリールやTikTokに投稿する際に、字幕やテロップ、トリミングなどの編集や加工をすると動画の内容がわかりやすくなります。
また、アプリによってはARフィルターやオーディオツール、音楽や音声なども動画に追加できるので、表現の幅を広げられます。
スマホでクオリティの高い動画を撮りたい場合は撮影前の準備が重要
スマホで動画を撮影する場合、下記のような撮影前の準備や設定が重要です。
● 被写体にピントを合わせる
● 解像度を変更する
● 明るさを調整する
● アスペクト比を考える
● 撮影モードを決める
● バッテリーやストレージの空き容量を確認しておく
● 音声を拾う方法を考える
スマホだけでもキレイな動画は撮影できますが、撮影場所 や環境によっては三脚や照明などを使うと、より高品質な動画に仕上がるので準備してみましょう。
動画撮影と編集にはSamsung Galaxyのハイエンドモデルがおすすめ
動画撮影には高性能なカメラや便利機能を搭載している「Samsung Galaxy Sシリーズ」や「Samsung Galaxy Zシリーズ」がおすすめです。
下記の表は、「Samsung Galaxy Sシリーズ」のハイエンドモデル「Galaxy S26 Ultra」と折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip8」の主な性能をまとめたものです。
|
Galaxy S26 Ultra |
Galaxy Z Flip8 |
|
|---|---|---|
|
本体ストレージ容量 |
256 GB/512 GB/1 TB |
256 GB/512 GB |
|
メモリ |
12GB(256 GB, 512 GB) 16GB(1 TB) |
12 GB |
|
バッテリー容量 |
5,000 mAh |
4,300 mAh |
|
メインの広角カメラ |
約2億画素・F1.4 |
約5,000万画素・F1.8 |
|
手振れ補正 |
スーパー手振れ補正・水平ロックなど |
OIS・スーパー手振れ補正など |
|
ズーム |
光学ズーム:3倍、5倍 光学相当:2倍、10倍 デジタルズーム:最大100倍 |
光学相当:2倍 デジタルズーム:最大10倍 |
|
動画撮影で便利な特徴 |
ナイトグラフィービデオ、プロ向け撮影機能など |
フレックスカメラ、ハンズフリー撮影など |
Galaxy S26 Ultraは、約2億画素・F1.4の広角カメラを搭載しており、暗い場所でもより多くの光を取り込んで撮影できます※。
※従来モデルとの比較。
また、ナイトグラフィービデオではノイズを抑えながら、低照度の環境でも鮮明な動画撮影をサポートします。夜景や夜のイベントなど、暗い場所で動画を撮影する機会が多い方にもおすすめです。
さらに、スーパー手振れ補正の水平ロック機能を利用すると、歩いたり走ったりしながら撮影する場合でも映像を水平に保ちやすくなります。旅行Vlogやスポーツなど、動きながら動画を撮影したい場合にも便利です。
Galaxy Z Flip8は、端末を折り曲げた状態で設置して撮影できるため、三脚を持ち歩かなくてもハンズフリーで動画を撮影できます。
フレックスカメラを活用すれば、スマホを手に持たずに自分や複数人を撮影できるため、Vlogや旅行先での動画撮影にも便利です。スマホを固定した状態で撮影できることで、手振れを抑えやすいというメリットもあります。
また、Galaxy Z Flip8はスーパー手振れ補正にも対応しているため、手持ちで動画を撮影する場合にも活用できます。
キレイな動画を撮影できる高性能なAndroidスマホを探している方は、ぜひ「Samsung Galaxy Sシリーズ」や「Samsung Galaxy Zシリーズ」をご検討ください。
※記事内で使用されている画像はイメージです
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