シャッタースピードとは? 場面による使い分けや変更すると何が変わるかを解説

2025-12-26

カメラのシャッタースピードを変更すると、動きのある被写体をピタッと止めたように撮影できるほか、水の流れや星の軌跡を表現でき、幅広い撮影ができるようになります。しかし、初めて設定する際には、シャッタースピードとはどのようなものなのか、撮影シーンごとにどのように設定すべきなのかなど、疑問も多く出てくるかもしれません。シャッタースピードの基本や使い分けをぜひ理解しておきましょう。

本記事では、シャッタースピードとは何か、場面によるシャッタースピードの使い分けなどを解説します。

目次

シャッタースピードとは

シャッタースピードは、カメラのシャッターが開いている時間のことです。「シャッタースピードが速い」は、シャッターが開いている時間が短いことを表しています。

デジタルカメラのシャッターは、カメラのセンサーが光にさらされる時間を制御するためのものです。光を集めて像を作るレンズと、光を感じ取って記録をするためのイメージセンサーの間に存在します。

シャッタースピードが遅くなるほど、より多くの光にセンサーがさらされることになり、写真は明るくなります。逆に、シャッタースピードが速いほど、センサーに入る光は少なくなり、写真は暗くなるので覚えておきましょう。

高速なシャッタースピードは、動いている被写体がその瞬間に止まったかのように撮影でき、細部まで鮮明にとらえることができます。逆に遅いシャッタースピードでは、被写体の動きや流れを表現することができます。

シャッタースピードの単位

シャッタースピードの単位は、「秒」や「s」です。1秒、1/60秒などシャッターが開いている秒数で表されます。

シャッタースピードの設定としては以下のように、1/1000秒より短くて速いシャッタースピードから、1秒を超えるような遅いシャッタースピードまで存在します。なお、実際に設定できるシャッタースピードはメーカーや機種によって異なる場合があるため確認しましょう。

シャッタースピード(秒)

1/4000

1/2000

1/1000

1/500

1/250

1/125

1/60

1/30

1/15

1/8

1/4

0.5

1

2

4

8

シャッタースピードを変更するとどうなる?

シャッタースピードを変更すると、被写体の動きの表現、写真の明るさ、手ブレのしやすさなどが変わってきます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

被写体の動きの表現

シャッタースピードが速いと、被写体の動きをその瞬間で止めたような写真を撮影することができます。シャッタースピードが遅いと、シャッターを開いている間の被写体の動きが記録され、被写体の動きが流れるように表現されます。

写真の明るさ

シャッタースピードを遅くすると、カメラのセンサーが光にさらされる時間が長くなるため、写真は全体的に明るくなります。逆にシャッタースピードを速くすると、センサーが光にさらされる時間が短くなり、写真は全体的に暗くなります。

手ブレのしやすさ

シャッタースピードを遅くすると、写真に手ブレや被写体ブレが反映されやすくなります。逆に、シャッタースピードを速くすると手ブレは少なくなります。とくに遅いシャッタースピードで撮影をするシーンでは、手持ちではなく三脚で撮影するなど対策が必要です。

場面によるシャッタースピードの使い分け

撮影シーンや撮影したい写真に合わせてシャッタースピードの設定を変更し、使い分けをする必要があります。シャッタースピードを速くする場面、遅くする場面に分けて、どのように使い分けていくかを解説します。

シャッタースピードを速くする場面

スポーツやアクションショット、鳥や飛行機の撮影など、高速で動く被写体を撮影するときは、1/1000秒以上などの高速のシャッタースピードを使用します。

高速なシャッタースピードで撮影することで、決定的な瞬間をピタッと止めたような写真に仕上がります。連写なども活用すると、ベストショットを撮影しやすくなるでしょう。なお、シャッタースピードを上げることで写真が暗くなりすぎる場合には、ISO感度を上げるなどほかの設定も適時調整が必要です。

また、スポーツなどの撮影以外にも、レンズに取り込まれる光の量が多すぎる場合には、シャッタースピードを速くして調整することもあります。

シャッタースピードを遅くする場面

水の流れや風に揺れる木々の動きを表現したいときには、シャッタースピードを遅くして撮影します。たとえば、滝の水の流れを表現するなら、シャッタースピードは1秒前後が目安です。

また、自動車のライトなど動いている光の軌跡を捉える光跡写真を撮影する場合には、シャッタースピードを5秒以上に遅くして、シャッターを長時間開けて撮影します。

また、歩いている人を消したり、残像にしたりする撮影でもシャッタースピードを遅くします。街中の人の動きを表現したいときに便利です。ある程度、形を保って残像を残した写真にしたい場合は、シャッタースピードを1秒程度に設定しましょう。

シャッタースピードを遅くするほど、動いている人は消えていきます。ほとんど動いていない人は、そのまま残って写ります。

その他、天体撮影もシャッタースピードは遅くして長時間露光で撮影します。ただし、露光時間が長すぎると星の軌跡が生じるため、これを避けたい場合はシャッタースピードをはじめとする各種設定を適切に調整する必要があります。

スマホのカメラのシャッタースピードを変更する方法

iPhoneの場合は、通常の撮影でシャッタースピードを変更できる項目はありませんが、ナイトモードでシャッタースピードを変更可能です。暗い状況でナイトモードは自動でオンになりますが、画面上部にあるアイコンから手動でオン/オフの切り替えもできます。

Androidでは、機種によってはシャッタースピードを含め、細かな撮影の設定ができるモードやカメラアプリが搭載されています。たとえば、Galaxyでは「プロモード」から、シャッター速度、ISO、ホワイトバランス、露光、フォーカスなどの細かな撮影設定が可能です。

シャッタースピードについてのよくある疑問

シャッタースピードに関連したよくある疑問について解説します。

流し撮りをするときはどうすれば良い?

流し撮りは、被写体にピントを合わせつつ、背景を流れるように撮影して、スピード感を表現する撮影方法で、被写体を追いかけるようにカメラを振って撮影します。流し撮りでは目安として1/125秒より遅いシャッタースピードに設定します。

シャッタースピードを遅くするほど背景は流れやすくなりますが、被写体にピントを合わせるのは難しくなるので適度な調整が必要です。

ブレない写真を撮影するためのポイントは?

ブレない写真を撮影するための方法としては、以下が挙げられます。

● シャッタースピードを速くする
● 三脚を使用する
● 手持ち撮影の技術を磨く
● 手ブレ補正機能を利用する

シャッタースピードを速くすると手ブレは抑えやすくなります。撮影シーンに合わせたシャッタースピードを選ぶことも重要ですが、ほかの設定で調整が難しい場合は少し速めのシャッタースピードにしましょう。

また、流れる水の撮影や天体撮影などシャッタースピードを遅くして撮影するシーンでは、三脚を使用すると手ブレを避けることができます。

手持ちで撮影する場合、肘を体に密着させる、足を肩幅に開くなど基本的な撮影姿勢を身に着けておくと、手ブレは少なくなります。その他、カメラの手ブレ補正機能を有効にすることでも手ブレは軽減できます。

シャッタースピードを理解して撮影する写真の幅を広げよう

シャッタースピードは、カメラのシャッターが開いている時間のことです。シャッタースピードを変更することで、被写体の動きや写真の明るさを調整できます。

スポーツシーンなどでは速いシャッタースピードで被写体を撮影し、水の流れを表現するときや天体撮影などでは、遅いシャッタースピードで撮影をします。ぜひ、シャッタースピードの基本や使い分けを理解して、撮影できる写真の幅を広げていきましょう。

スマホで本格的な写真を撮影したい方は「Samsung Galaxy Sシリーズ」の中でも最上位モデルのUltraがおすすめ

いつも持ち歩くスマホで、手軽に本格的な写真撮影を楽しみたいと考えているなら、「Samsung Galaxy Sシリーズ」の中でも最上位モデルのUltraがおすすめです。

「Samsung Galaxy Sシリーズ」の中でも最上位モデルのUltraは、高解像度カメラを搭載しています。画素を合成して、より多くの光を取り込むことができるピクセルビニングの技術で、暗いシーンでも明るく鮮明に撮影できます。

超広角・広角・望遠レンズを組み合わせた多眼カメラ構成を採用し、光学ズームを中心に幅広い撮影シーンに対応します。ソフト処理を活用した高倍率ズームも利用できます。

また、デフォルトのカメラアプリの機能「プロモード」だけでなく、プロ向けのカメラアプリ「Expert RAW()」が利用できる機種もあります。ISO感度、シャッター速度、ホワイトバランス、露光、フォーカスなどの細かな調整ができ、JPEGファイルと合わせてRAWファイルも同時保存されます。

RAW ファイルでは非圧縮画像データを保持するため、写真加工アプリで細かいディテールまで編集できる点も魅力です。

スマホで手軽に本格的な写真撮影を楽しみたいと考えている方は、ぜひ「Samsung Galaxy Sシリーズ」の中でも最上位のUltraをご検討ください。

※Expert RAWアプリはGalaxy Storeからダウンロードできます。(ダウンロードする際は、ブラウザアプリをSamsung ブラウザもしくは、Google Chromeに設定して下さい。)この機能を使用できる端末は一部の「Samsung Galaxy Sシリーズ」、「Samsung Galaxy Zシリーズ」です。

※記事内で使用されている画像はイメージです

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フリーランスライターの房野麻子氏 フリーランスライターの房野麻子氏

執筆者

房野麻子

大学卒業後、新卒で某百貨店に就職。
その後、出版社に転職。
男性向けモノ情報誌、携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年にフリーランスライターとして独立。
モバイル業界を中心に取材し、『ITmedia Mobile』などのWeb媒体や雑誌で執筆活動を行っている。

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