Androidスマホは、Android標準機能としてバックアップ機能が搭載されています。Googleアカウントにバックアップする場合は、自動的にバックアップを作成するかすぐにパックアップを作成するか選択可能です。

自動バックアップの利用方法は、「設定」>「アカウントとバックアップ」>「Googleドライブ」>「データをバックアップ」にて、「Google Oneバックアップ」をオンにします。

上記の手順により、端末がアイドル状態で2時間充電されているときに、Wi-Fi経由で自動的にバックアップされます。また、「今すぐバックアップ」を選択すると、手動によるバックアップの作成が可能です。

Googleアカウントにバックアップを取っておくと、新しい端末の設定時にGoogleアカウントからデータの復元が簡単に行えます。

なお、バックアップデータはGoogleアカウントのクラウドサービス「Google One」に保存するため、Googleアカウントのストレージ容量がバックアップデータに足りるかどうか確認が必要です。

Googleアカウントのストレージ容量が足りない場合は、「ストレージを管理」から、アカウントの容量を増やす必要があります。または、Gmail、Googleフォトを整理して、容量を確保しましょう。

「Files by Google」というアプリを利用してSDカードにバックアップを取る方法もあります。

「Files by Google」を起動すると、端末内のデータが表示されます。バックアップしたいデータを選択し、コピーを選択後、コピー先にSDカードを設定することでデータのバックアップができます。

SDカードにデータをバックアップできるアプリとして「ドコモデータコピー」もあります。「ドコモデータコピー」を起動して、「バックアップ」を選択後、「バックアップ開始」をタップします。

バックアップデータの復元に関しては、「復元」を選択後、「復元開始」を選択します。

Androidスマホは、USBケーブルを使用してパソコンに接続すると、外付けHDDやUSBメモリのように外部デバイスとして認識されます。

パソコンに接続後、Androidスマホに保存されている写真や動画、音楽などをはじめ、必要なデータのファイルを転送・コピーしてバックアップを作成可能です。

パソコンがMac OSの場合は、事前に「Android File Transfer」↗というソフトをインストールする必要があります。

また、メーカーや機種によってはバックアップ専用のソフトが提供されている場合があります。専用ソフトを活用するとより安全にバックアップ作成を実行できるため、ぜひ確認しましょう。

AndroidスマホのGalaxyシリーズでは、「Samsungクラウド」へのバックアップが可能です。

利用方法は、「設定」>「アカウントとバックアップ」>「Sumsungクラウド」>「データをバックアップ」を選択します。バックアップしたいデータを選択して、「今すぐバックアップ」をタップします。

データを復元したい場合は、「設定」>「アカウントとバックアップ」>「Sumsungクラウド」>「データを復元」を選択します。

なお、「Samsungクラウド」はマイクロソフトのクラウドサービス「OneDrive」と連携が可能になっており、「Samsungクラウド」にバックアップしたデータを「OneDrive」と同期することが可能です。

Galaxyシリーズはアプリの「Smart Switch Mobile」で機種変更が簡単にできます。「Smart Switch Mobile」を利用して、SDカードへのバックアップも可能です。メニューより「バックアップと復元」を選択して、外部ストレージにバックアップを行います。