折りたたみスマホの特徴とは? メリットや注意点を解説

Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra(サムスンギャラクシーゼットフォールド8ウルトラ)とSamsung Galaxy Z Fold8(サムスンギャラクシーゼットフォールド8)のキービジュアル。 Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra(サムスンギャラクシーゼットフォールド8ウルトラ)とSamsung Galaxy Z Fold8(サムスンギャラクシーゼットフォールド8)のキービジュアル。

2026-09-25

最近CMなどで、折りたたみスマホについて耳にする機会が増えている方もいると思います。折りたたみスマホにはどのような特徴があり、一般的なスマホと比べて、どのような点が異なるのでしょうか。また、折りたたみスマホの利用を検討する際に、折りたたみ式であることで、どのようなメリットや注意点があるのかも気になるところです。

本記事では、折りたたみスマホの概要や、メリットおよび注意点などをご紹介します。

目次

折りたたみスマホとは

折りたたみスマホとは、その名のとおり折りたたむことができるスマホです。

従来のスマホではできない「折りたたみ」が可能となっているのは、液晶よりも軽く薄く製造できる「有機EL」をディスプレイに採用しているためです。

また、折り方には「山折り」と「谷折り」がありますが、ディスプレイが内側に折りたたまれる「谷折り」のタイプが大多数となっています。谷折りタイプのモデルでは通知を確認するためのサブディスプレイを搭載している場合が多く、メインディスプレイに傷がつきにくいメリットがあります。

縦折り式と横折り式について、以下で解説します。

縦折り型(クラムシェル型 / Flip)

縦折り式のスマホ(以下、Flipタイプ)は、真ん中で上下に折りたためるようになっています。

「パカパカ」と呼ばれていた“ガラケー”や“フィーチャーフォン”など同じような形状だと考えると、イメージしやすいでしょう。

折りたたむと手のひらにおさまる程度のサイズになり、ポケットやハンドバックに入れやすいため、持ち運びに便利です。

横折り型(ブック型 / Fold)

横折り式のスマホ(以下、Foldタイプ)は、本を閉じるような感覚で左右に折りたたむことができます。

本体のサイズにもよりますが、開くと小型のタブレットと同程度のサイズになるものが多いため、動画の視聴やゲームをプレイする際に便利です。左右の画面で異なるアプリを起動できるマルチタスクに対応しています。

折りたたみスマホのメリット

折りたたみスマホのメリットは、主に以下が挙げられます。

● 大画面で使いやすい
● コンパクトに持ち運べる
● 画面の角度を調節できる
● 複数のアプリを利用しやすい
● 画面に傷が入りにくい

それぞれのメリットを解説します。

大画面で使いやすい

折りたたみスマホの特徴のひとつは、開くと大画面になることです。とくにFoldタイプは、小型のタブレットほどのサイズ感になります。

タブレットの持ち運びが手間に感じる場合にも、携帯しやすい折りたたみスマホなら場所を選ばず映画などの動画を大迫力で楽しめるでしょう。

コンパクトに持ち運べる

折りたたみスマホは折りたたむことで、サイズがかなりコンパクトになります。

とくにFlipタイプは、手のひらサイズになるので、ポケットや小さめのカバンにも入れやすいでしょう。また、折りたたんだ状態で操作できる機能もあるため、スマホを頻繁に使用する場合にも、開閉の動作を省いてスムーズな操作が可能です。

画面の角度を調節できる

折りたたみスマホの多くは、開いた状態で画面の角度を固定できます。ハンズフリーで操作したい場合、角度を調整すれば、デスクに置いたまま使用も可能です。

自撮りやタイマー撮影を行う際にも、画面を好みの角度に固定して置き撮りができるため、スマホスタンドなどの撮影機材を用意する必要もありません。

複数のアプリを利用しやすい

折りたたみスマホは、折り目を境にして2画面で操作できます。そのため、動画を視聴しながらSNSの投稿を行う、Web会議をしながらメモアプリでメモをとるなど、複数のアプリを同時に使用しやすいのが特徴です。

通常のスマホでも、画面を2分割して2つのアプリを同時に起動できますが、ディスプレイのサイズが半分になる分、操作しにくい傾向があります。画面サイズの大きさを活かしてマルチタスクができるのは、折りたたみスマホならではのメリットです。

画面に傷が入りにくい

折りたたみスマホで主流の谷折りタイプは、メインディスプレイが内側に折りたたまれます。

折りたたんでいるときはメインディスプレイが常に内側にあるため、スマホを落としてしまった場合にも画面に傷が入りにくいでしょう。

折りたたみスマホの注意点

一方、折りたたみスマホを購入および利用する際には、以下が注意点として挙げられます。

●厚みがある
●重量がある
●画面に折り目が付く
●価格が高くなりやすい

それぞれの注意点を詳しく解説します。

厚みがある

折りたたみスマホは、折りたたむことでサイズがコンパクトになりますが、その分厚さが増します。

折りたたんだ状態で使う場合は、厚さがある分だけ使用感が通常のスマホとは異なるため、使い始めのころは違和感を覚えるかもしれません。

重量がある

とくにFoldタイプの折りたたみスマホは、開くと大画面になる分、重量があります。

これまでスマホを片手で操作していた場合、片手で操作しにくいと感じるシーンがあるかもしれません。購入する前に実物を手に取り、使用感を確認しておくのが望ましいです。

画面に折り目が付く

折りたたみスマホのディスプレイには、薄く柔軟なガラスとフィルムを使用しています。構造の関係で、折りたたみスマホの画面にはどうしても折り目がついてしまいます。

画面が明るい状態ではあまり気にならないものの、角度を変えて見たり、外部の光が強く画面に当たったりすると、シワや折り目が見える場合もあります。
また、外部から強い衝撃が加わるとヒビや割れ目が広がり、折りたたんだ時に白い線が見えることもあります。通常のスマホと同様に扱いには注意が必要でしょう。

折りたたみスマホを使用する際は、折りたたみ部分を強く押したり、開閉するときに画面の間に指や物を入れたりすることは避けるようにしましょう。

価格が高くなりやすい

折りたたみスマホは構造が複雑な分、製造コストがかかり、販売価格が一般的なスマホよりも高くなる傾向があります。

今以上に折りたたみスマホが普及すれば、価格は下がることも期待できますが、現段階では高額な買い物になる点は覚悟しなければなりません。

折りたたみスマホにはメリットもあれば注意点もある

折りたたみスマホの構造は、従来のスマホと大きく異なります。その構造から生み出されるメリットとしては、「コンパクトに持ち運べる」「複数のアプリを利用しやすい」などが挙げられます。

その一方で、従来のスマホと比べて厚さや重さがある、画面に折り目が付くことなどは、注意点として挙げられるでしょう。

メリットと注意点をきちんと把握したうえで、折りたたみスマホを購入・利用すべきかを検討してみてください。

折りたたみスマホならSamsung Galaxy

折りたたみスマホを試してみようと思っている方には、 「Galaxy Z Fold8 Ultra」 「Galaxy Z Fold8」「Galaxy Z Flip8」がおすすめです。それぞれ異なる強みを持つ3機種がラインナップされているので、自分の使い方に合った1台を選べます。

「Galaxy Z Fold8 Ultra」

「Galaxy Z Fold8 Ultra」は、これまでのGalaxy Z Foldシリーズが受け継いできたFoldタイプの最上位モデルです。厚さは約4.1 mmと3機種の中で最も薄く仕上がっており、メインディスプレイは約8.0インチの大画面。ビジネス資料の確認や電子書籍の見開き閲覧など、じっくり画面を使うシーンに向いています。カメラは約2億画素(F1.7)の広角、約5,000万画素の超広角、光学3倍に対応した約1,000万画素の望遠によるトリプル構成で、折りたたみスマホの弱点とされてきたカメラ性能をフラッグシップのUltra級まで引き上げています。バッテリー容量は5,000 mAhに拡大され、45 W有線充電と20 Wワイヤレス充電に対応。3画面同時表示によるマルチタスクも可能です。大画面とカメラ性能を妥協したくない方に選ばれるモデルです。

「Galaxy Z Fold8」

「Galaxy Z Fold8」は、新たに登場した横広ワイド型の折りたたみモデルです。開くと横長の約7.6インチ画面になり、厚さ約4.5 mm・重さ約201 gと、大画面でありながら軽量なボディを実現しています。カメラは約5,000万画素の広角と超広角によるデュアル構成で、薄さ・軽さ・価格のバランスを重視する方に向いたモデルです。片手で持ちやすいサイズ感なので、初めて折りたたみスマホに挑戦する方の入門機としても選びやすいでしょう。

「Galaxy Z Flip8」

「Galaxy Z Flip8」は縦折り式で、閉じた状態での使い勝手が大きく進化しました。カバー画面は約4.1インチのSuper AMOLEDディスプレイで、新たに「アプリドック」が搭載されたことで、本体を開かずにカバー画面からアプリを直接選んで起動できるようになりました。開いた状態の厚さは約6.1 mm、重さは約180 gと、Flipシリーズ史上最も薄く軽い筐体を実現しています。閉じたまま片手でサッと操作できる手軽さが魅力で、画面の角度を変えられる折りたたみならではの特徴を持つだけではなく、閉じたままメインカメラでのセルフィー撮影や、サイドキーのダブルタップで撮影に入れる「クイックショット」、手のひらをかざすだけで撮影できる「手のひらシャッター」といった機能も引き続き楽しめます。コンパクトさと持ち運びやすさを最優先したい方に向いた1台です。

※記事内で使用されている画像はイメージです

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フリーランスライターの房野麻子氏 フリーランスライターの房野麻子氏

執筆者

房野麻子

大学卒業後、新卒で某百貨店に就職。
その後、出版社に転職。
男性向けモノ情報誌、携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年にフリーランスライターとして独立。
モバイル業界を中心に取材し、『ITmedia Mobile』などのWeb媒体や雑誌で執筆活動を行っている。

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